ベークドチーズケーキを作った。これは簡単だ。
しかもそれなりにおいしい。 材料は、 ・卵…3個 ・小麦粉…大さじ3 ・生クリーム…200cc ・砂糖…50g ・クリームチーズ…200g ・コーンスターチ…大さじ2 ・レモン汁…少々 これをミキサーで2分かき混ぜて、クッキングペーパーを敷いた型で170°のオーブンで35分焼くだけ。甘さ控えめで、おいしいです。もともとのレシピには砂糖100gだったのですが、甘すぎて、私的には50gで落ち着きました。コーンスターチも無い時は無しで焼く。レモン汁の無い時は、無しだったり、バニラエッセンスを試してみたりというええかげんなモノですが。 (^_^;) ▲
by yoko9021
| 2009-03-22 10:58
| その他
先日3/16(月)の読売新聞の医療ルネサンスのコーナーで「統合失調症の治療」2/5を読んだ。
今まで会った心療内科の医者に読ませてやりたい。 「精神科の治療において、症状だけで診断する傾向が強まった事が誤診の背景にある。生育歴が診断の鍵を握る発達障害の考え方が普及してきたのは、比較的最近の事」と発達障害にに詳しい杉山登志郎先生が仰言っている。この誤診が多々有ったのは、本当に辛い事だ。 「精神科医自身がもっと勉強して、診断の見直しもすすめるべきではないか」と高齢のお医者さんがコメントしている。こんなお医者さんもいらっしゃるのだ。いいなあ。 不登校とか学校に行きにくくなったら、子どもなら小児精神科を探して受診すればいいだろう。 でも高校生なら、つい町の心療内科に行ってしまうかもしれない。これが大概、大間違いなのだ。 じっくり探して「発達障害も診断していらっしゃいますか?」としつこく聞くのがいいだろう。 でもうちの場合、不登校専門のお医者さんだったけど、発達障害に何の知識もなく「思春期うつ」の一点張りだった。 そのお医者は、高校から紹介されたし、高校の親の会の顧問のお医者だったので、つい信用したけど、ダメだった。ずいぶんと回り道をしたし、泣かされた。 もっと根性をだして探さなければダメだったのだ、私。 今は、おかげさまでいい先生に出会え、理解されている感じがうれしい。 発達障害のお医者さんは本当に慎重に探したいものだ。 ▲
by yoko9021
| 2009-03-20 23:19
| アスペ・子育て
発達障害とかアスペルガー症候群の人は概念を理解するのが苦手だそうだ。
そう言われれば、思い当たる事がある。 例えば、「公共の場所とかでは、他の人の迷惑にならないようにする」と娘は知っている。 だけどそんなざっくりした事では、具体的なことが娘にはわからないようだ。 ずいぶん大きくなるまで電車のシートにドカッと座っていた。 自分ちのソファならそれもいいだろうけど、他の人も座っている電車のシートにドカッとはない。 それが客観的に美しい行動ではないと考え付かないのだと思う。 細かく言わなくては理解してくれない。 「電車のシートは、静かに座ったほうがいいわ。周りの人びっくりしはるで」と小さい声で伝えたら、それからずっと静かに座るようになった。 こういう事が色んな事に言えると思う。 という事は、色んな面で辛かったのだろう。(;_;) ▲
by yoko9021
| 2009-03-18 23:47
| アスペ・子育て
大学へ復学するにあたって、発達障害者支援センターの娘の担当の方が大学の学生相談室のカウンセラーの方と娘とでケース会議を開いてくださる。
そして、フリースペースでは行った日の自己チェックシートをつけながら、目的を持っての利用を考えていくという発達障害を持つ人に合う利用の仕方を提案してもらった。 前からそういう事をしてほしいって言ってきたのに、さも自分が言い出したみたいに、フリースペースの代表はのたまう。 まあ、これでいい方向に皆が進むのなら良しです。 「学校のカウンセリング、発達障害者支援センター、お医者さん、ここの居場所とこういう形で支援していくのはいいですね」と代表が言うので「もう一つ、リラックスを体験することも始めてるんです。お陰でパニックが減り、今までの人生でリラックスしたことがないと言った娘がリラックスを感じるようになってきています。」とイプラスジムに通っている事を告げた。 まず、きっかけは息子の事から同じフリースペースに通う子どものいる友人から教えてもらった事、そして体験と説明を受けて、発達障害に特にコミュニケーションの障害に有効だと聞いた事、プラス思考になりそうな事、娘が喜んで通っていること等を伝えた。 新聞にPTSD(心的外傷)に眼球運動による治療(EMDR)がすごく有効だと書いてあったことも告げると、代表も「眼球運動はカウンセリングより効果があると言っている医者もいる」と言い出す始末。 フリースペースのスタッフの方もおもしろそうだと興味を示してくれたし、代表も「それ、いいと思います」と言っていた。 どの親も本人もパニックがツライのだ。フラッシュバックに対応できたら本人も穏やかに過ごせるのだ。そのパニックが、減る。 鬱の人とか発達障害のある人は目の動きがぎこちない人が多いというので、フリースペースでも、目の運動を取り入れてくれたらいいかもと思う。 そして、鬱さえ抜け出せたら、きっと色んな事を足していけると思う。 ▲
by YOKO9021
| 2009-03-16 00:05
| アスペ・子育て
先日、日展に出かけた。去年、友人に教えてもらったのだが、日展って作品が多くて楽しめる。こんなにおもしろいとは知らなかった。友人に感謝。
彫刻、洋画、日本画、書、工芸と盛り沢山だ。それぞれ、パワーがあって圧倒されたりする。時間や気力体力技術と色んなものが込められた作品群。私はこんな絵が好きだなぁって思ったり、多分凡人の私なぞにはわからない深い意味があるのかもしれない?と思わせる工芸品。綺麗な書。 なかなか、やってくれる。人ってすごいと思った。 帰りに天王寺動物園にも行った。久しぶりだ。十年くらい前に子ども連れで行って以来だと思う。サバンナゾーンとかできていてすごいなあ、動物の見せ方が変わっておもしろくなったと思った。 大満足で帰ってきたのだが、ふと思い出したことがある。 子ども連れで動物園に行くずっと前の話だ。 その頃、なんやかんやとツライ事があったのか、雨の日に一人で天王寺動物園に行ったのだ。 センチメンタルなシチュエーションで今なら爆笑だが、その時は笑えなかった。 ぼやーと動物を眺めて歩いていたのだが、一羽の鳥の前で釘付けになった。 オオハゲコウという鳥で「ぐへっ!ぐへっ!ぐへっ!」と変な声で咳き込んでいる。 その鳥のプレートには東南アジアのどこかから昭和三十年代初めに連れてこられたとか書いてあった。その時でもう二十年以上生きているのだ。そして、結構広いスペースに一羽だけなのだ。おまけにまったくかわいくない。 人の中で疲れていたあの頃の私にとって、「他人の目なんか気にしませんよ!したいようにするのさ」的なオオハゲコウの様子は痛快だった。 それから、十年くらいして子ども連れで来た時も彼(?)は相変わらず無愛想にむこうを向いて孤高っぽく佇んでいた。 今回はオオハゲコウの事は忘れていたけど、彼(?)は、どこかにいらっしゃったのでしょうか。 ▲
by yoko9021
| 2009-03-13 00:26
| 美術展他
発達障害の治療って何かというと「障害に関する正確な知識の提供、新たな自己意識を手助けする事」だそうだ。
これが従妹にあれば、彼女ももう少し生きやすいのだろう。 今のままでは怖いくらい自分ルールだ。 何でもカンでもすべて、自分流の解釈だ。 「一旦、物事を理解把握してしまうと、それを自分の中で定義化する傾向がある」この特徴通りで、自分は世界一の苦労人で、母親や姉は、お気楽なお嬢様育ちだそうで、自分にとっては「役立たず」だと暴言を吐く。それが罰当たりな暴言だとは、わからないのだ。どんなに世話になっている事か! 彼女のマシンガントークに口を挟めたら「あんたはそう思ってるかもしれないけど、あんたのお母さんは、人一倍苦労して育ててくれてはるよ」と言うのだが、「そんな事無い!」と強く否定し、まくしたてるのだ。物事の一面しか、もちろん自分サイドの立ち位置での見方しかしようとしない。 他の見方は無いと拒否する。そこが、キツいアスペルガーゆえんなのだが、あんまり自分の母親、私にとっては、小さい頃一緒に暮らしていた優しい叔母を非難しまくられると、冷静には話を聞けないのだ。 叔母はもう四十歳になろうとしている娘のお風呂の世話や、本人に代わって薬をもらいに何度も何度も病院まで行っているのに、従妹には叔母に対する感謝の言葉もない。「今日は私、足が痛かったので、病院へ薬もらいには、お母さんに行かせたの」えっ?何様?叔母は74歳やん! 「あ、お母さんが行ってくれはったん。遠いのに。行ってくれはってよかったなあ」と私が言い直してみても「ちがうねん!私が足痛いねんから当たり前や!」とわざわざ感謝しなくてもいいと強調までするのだ。 「人を使う」という事で「自分が偉い」とでも勘違いしているのだろうか? 彼女と話していて私が何かを言った後の彼女の第一声は決まって「ちがうねん!」から始まる。 支援テクニックとして「感情に引っ張られずに説明する」というのがあるが、従妹というのは他人ではないだけに、むつかしい。怒ってしまうのだ…。 ▲
by yoko9021
| 2009-03-11 23:50
| アスペ・子育て
発達障害の子育てをしている父母にアンケートをとって調べたそうだ。
すると特に母親のストレスが一般女性と較べてかなり強くストレスを感じているそうだ。 わざわざ、調べなくても実際感覚でうなずける。 だから、世のお父さん、晩ご飯の後のお茶碗は洗いましょう! お母さんは疲れきっているのです、なんて。 発達障害の子を持つ母親って相当救われない。 子どもは広い視野をなかなか持てない。自分ルールだ。 彼らによると世界の中で自分が一番苦労していると感じているのだ。 確かにしんどいのだろう。理解してほしいのであろう。 でもね、他の人もそれなりにしんどいのだよ。 親をサンドバッグのように思っているのかも知れないがズタズタになっている時もあるんだぞ。 それでも我が子を何とか自分でやっていけるように、育てていきたいのだ。 あるアスペルガーの息子さん(30代)をもつお母さんが、言ってらっしゃたのだが、急病したときに息子が救急車を呼んでくれて助かった事がある。 息子さんにお礼を言うと息子さんは「お母さんは、僕のために色々世話をしてくれるから救急車を呼んであげたんだ」 親というものは、世話を焼くので本当にそうかも知れないが、息子さんの言い方は、なんか冷たく感じる。 交換条件みたいな。“してくれる”から“してあげる”。 じゃあ、自分から先に“してあげる”は無いんかい? こういう情緒的なところって発達しないのかな? ここが発達しないと世の中でやっていきにくいのでは? 娘は大丈夫だろうか? すごく寂しがっている。さびしい、さびしいと言っている。 何かペットでも飼おうかと思ったり。 外へ出て友達でもできたらこんな事はないのだろう。 とりあえず私がずっと側に寄り添えばいいのか。 こんなに娘の事で心配したり動いているのに、まだ足らないのか?と思う。 きっと、アスペルガーってモンスター的なところがあるのかもしれない。 底なしの要求を突きつけてくるような。(;_;) それしかできないのだから、しかたない。娘も私も。 ▲
by yoko9021
| 2009-03-06 23:37
| アスペ・子育て
母から夕食時に電話がかかってきた。
「今日、◯雄(私の弟)が来てくれてん。◯介君(弟の長男)が△大学受かった。」 私「すご!◯介君△大学受かってんて!」 家族一同「おー!パチパチパチ!」o(^▽^)o 私「よかったなぁ、勉強なかなか、はかどってないって◯ちゃん(弟の奥さん)が言うてたけど、頑張ってたんやなあ、良かった!」 母「ちがうねん!」 私「何が違うの?」 母「私、すべて間違うてるねん!」 私「すべてって何の事?◯介君、大学受かったんやろ?」 家族一同「??」 母「違うねん、違うねん。私が間違うてるねん」 私「何を間違うたん?◯介君、大学受かってないの?」 家族一同「??」 私「◯雄が来たのは本当なん?聞こえてる?」 母「私が間違うてる」 ガチャン 私「もしもし?もしもし?」…終話 一体、甥っ子はどうなったんでしょう… ▲
by yoko9021
| 2009-03-05 00:34
| 認知症
息子が珍しく自分から部活の友人を誘って出かけていった。
「これってイプラス効果かな」と私が言うと、機嫌の悪い娘は「私にはイプラスなんて効果ないわ!」とまあ、こういう言い方をするのだ。 今まで色んな事に関して「まぁ、そう言わんと」と気を取りなす言い方を心がけてきたが、今日こそはアホらしくなった。 「それなら、イプラスにはもう行ってもらわなくていいけど」と言ってみた。 「何怒ってんの?」と怒った方が悪いという言い方で聞いてくる。 「“効果ない”と断言されたら、また無駄なことをやってるんやなぁと思ってショックやからこんな言い方になるのは当たり前や」とわたし。 「まだ、効果ないって決めつけなくてもいいやん…」と娘。 効果ないって自分がキツく言ったくせにアホらしくなってくる。 娘を連れてあちこちへおろおろと無駄足(?)を踏んできた記憶が山ほどある。 ムダと決めてはいけないのだが。(・_・;) 暑い中寒い中幼い娘を自転車の後ろに載せて家児相に通った日々。 どうしたら学校になじむか何回も担任の先生と話した小学校や学童保育。 鬱になった娘を連れて、色んな心療内科に通った。高校時代は親の会とカウンセリング。 フリースペースに通うようになってのはじめの二年間は、まったく見当はずれの対応だったと思う。 娘がフリースペースの代表と決めた日本海側の小さな町の若者自立支援施設へ一ヶ月行ったのも、一体何になったというのだろうか? その若者自立支援施設でも「まだ診断は受けてないけどアスペルガーだと思います」と告げても「ああ、天然ですね」とまったく見当はずれの答えが返ってきた。 発達障害があるという事は個別の対応で伸びると言う事なのに何もわかろうとしない。 どこもみんな、「親が変われば子どもが変わる」とそこのみに答えがあると決めてかかった対応だった。 子どものためだったら、いくらでも親は変わる覚悟はある。 でも、それだけではないという親の声には耳を傾けない。 変わらなければならないのは親や教師だけではない。 知識の無いカウンセラーや専門オンリーの医者、旧態依然のひきこもり支援の看板をあげている人たちこそ変わってほしい。 “三十年カウンセラーをやってきた”とか“河合隼雄の弟子です”とか“何人も自立させました”とかもう、たくさんです。 今日の娘は疲れてたのか本当に人を萎えさせる言い方をする。 その嫌な言い方をお父さんがした時は容赦なく怒っているのにね。 まぁ、娘のアホ発言には負けず、あと一月は行かせてみようと思っています。 だって、私、本当は娘が結構楽しんで行っているのを知っている。 ▲
by yoko9021
| 2009-03-04 00:08
| アスペ・子育て
娘は、六年間くらいずーっと鬱状態を持っている。
時々スイッチを入れたら気分が変わる。 これが本当の鬱と違うところだと思う。 母親の私は、不登校の娘にスイッチを入れる感覚でしんどい時も、気が変わりやすい娘の特徴を何となくつかんで、だましだまし学校に行かすよう仕向けてきた。 これってアスペルガーとか発達障害ってわからずにやってきた事なのだが、もっと早く診断を受けてきてたら、こんな事はしなかっただろう。かえって疲れさせるだけだった。 例えば、定型発達(変わっていると言われた事の無いという意味)の子とアスペルガーとダウン症の子がいる集団で、“怒られて”とか“したい事ができなくて”泣いている場面があったとする。 そこへその子の好きなおやつを出したとする。ダウン症の子どもと定型発達の子ってヒックヒックと泣きを引きずりながらおやつを食べるのに対して、アスペルガーの子ってケロッと泣いてたのをわすれて「これ好き」とうれしそうに食べるのだそうだ。 食べ終わってからまた、思い出してグズグズ言う。 娘がしんどい時も、WaTとかノンスタイルとか他に好きな漫画の話を娘に振ってコメントを求めると、しんどかった事なんか、ケロッと忘れて喋る喋る。 その間は確かに脳内は活性化していて、すこしでもセロトニンが出てましな状態なのかもしれないが、決定的な解決策ではない。またしんどくなる。 ところがこの頃、リラックスを寝る前に感じるようになってきたと言うのだ。 鬱状態とは対極である。 これが続いて、リラックスができるようになったら、鬱もかなり改善されるのではと、期待しすぎしないように期待しています。 「私は今まで生きてきてリラックスなんて感じた事は無い」と怖い顔でよく言っていた娘が、「寝る時ってリラックスできるねん」と言っている。 親がリラックスをどんなに説いてもダメだったが、イプラスのトレーナーが指導する事はスーッと頭に入るようである。 この調子で鬱も吹き飛ばしてもらいたいものです。p(^-^)q ▲
by yoko9021
| 2009-03-03 14:56
| アスペ・子育て
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