8/26(水) オーバーパスのように

 娘にごちゃごちゃ、話してもわからない。
会話のコツは、オーバーパスのようだと言ってみた。
これは、分かってくれたようだ。

小さい頃から、ボール遊びが全く出来なかった娘が、自分を変えようと中学時代にバレーボール部に入った。
びっくりだった。ものすごく心配した。
保育所時代も、ボール投げができない、ドッジボールが怖いと一回も参加したことのない娘が、バレーボール部だ。

オーバーパスって、普通のパターンでは入部後、一週間でなんとか指ではじいてその形になるそうだが、娘の場合は、3ヶ月かかったそうだ。
いつ辞めてもおかしくないのだが、3年生で引退するまで続けた。よく泣いていた。
友達関係は、うまくいかなかったようだが、(いじめっこがいたので)いじめっ子以外からは、普通に接してもらっていたし、試合には出れなかったが、スコアをつける役割をもらって頑張っていた。
親にとっても、ハラハラドキドキの3年間だった。

その、オーバーパスなのだが、二人で続けようとすると、相手が返しやすいボールを相手に向かってパスしなければ続かない。
お父さんとの会話も、オーバーパスのように、お父さんが返しやすい返事をしなければ続かないで、と娘に言ってみた。
お父さんが娘に声をかけても「しんどい、すきでしんどいのと違う!」と言葉を返している。
それはパスに対して、いきなりベンってボールを叩いてよその方向にやってしまったようなものだ。
失礼で相手は腹立って当たり前だろう。
 どんなボールが来ても受けて気持よい高さと受けやすい位置に返せたら、良いパスだろう。
娘には宝物のような思い出がある。
中学時代にあこがれの先輩とオーバーパスを、四百回ちかく続けたというのだ。
それは、先輩が、娘の下手な返しを、きれいに受けて返してくれたから、そんな事ができたのだ。その、先輩のようなきれいなパスを相手に返していけば、もう、お父さんとはもめないと思う。

この話なら、少しは分かってくれたようである。
娘のツボに、はまったようだ。わかってほしい。
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by yoko9021 | 2009-08-27 00:09
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