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2/9(火) 混乱の残骸

日曜、大阪市立美術館の高校生の書道展に姪の作品を見に行った。
「とめはね!」ファンの娘と息子にも「(姪が3年で)最後だから行こう」と誘い一緒に行った。
さすが「とめはね!」人気で、人も多くにぎわっていた。
表現としての書道、おもしろいなあと思った。
量も多く、書いた人の勢いや緊張感が溢れているのが、生で見る良さだとしみじみ思った。
私は字が下手だが、白い紙に黒々とした墨でザッザーと書いていけば気持いいだろうなあと気楽に思った。真剣に書いた経験がないから気楽に思えるのだと思う。(^_^;)

パンフレットを買って、実家の母に見せにいく。
母はこたつに入り込んで、横になって出てこない。
見回すと部屋のあちこちに母の混乱の残骸が散らばっている。

こたつの上には食べかけの食事、こぼしたお茶、みかんの皮、部屋の隅には脱いだ衣服、夕べ取り込んだ洗濯物の山、使用済み紙パンツ、トイレのドアも開けっ放しだ。
「どうしたん?」と聞くと
「ああ、来てくれたんか。なんか寒いねん。もう動かれへんわ」
「なんか、いつも以上に散らかってるけど、しんどいの?」
「なんか、わからんようになってん」
ストーブを点け、とにかくこんな時は、起こしてトイレを促す。
「まあ、とにかくトイレに行ってきたら?お尻、気持悪くない?」
のそのそと起き上がった母は、ズボンをはいていなくて紙パンツのままだ。
トイレに付き合うと、私が来る前に、どうもトイレで失敗し、一気に混乱して汚れ物を脱いで、こたつに入り込み、ただただ困っていたようだ。

さっぱりと一式、着替えて落ち着くと、笑顔がでる。
「気持悪かってん」と母は言う。
「お母ちゃんは、慌てるから分からんようになると思うで。落ちついたら、ちゃあんとできるのに」とゆっくりゆっくり繰り返して言う。
「私は慌ててしまうねん」と母。
「落ちついたら、分かるって」と手順を簡単にを心がけて身振り手振りをいれて、二回説明する。
だんだん、こういうことが増えてくるのだと思う。
私は、一緒に住んでいないから、余裕が有るのかもしれない。
一緒に暮らしている兄は、とても大変だ。
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by yoko9021 | 2010-02-09 21:57 | 認知症

2/7(日) 復学か休学か

あれから友人の娘に自立支援施設を勧めてはいない。
娘さんは「この四月から復学しなくては」と思い込んでいる。
思い込んでいるので、お医者さんの「学校のことより、旅行にでも行ってきたら」という提案も耳に入らない。その提案の意味するところは”復学にはまだ時期尚早”と受けとられる。
うちもこれで失敗した。
娘が復学するというので復学させてしまって、失敗した。

でも、こうなったら応援していくしかないのだ。
思い込みに自分で気付くまで、周りの声は耳に入らない。
もしかして環境に恵まれたら上手くいくかもと思いたい。

来期、うちの娘は休学する。娘の判断だ。
夫も了解済みだ。親に焦りが無いわけではないが、失敗経験が親をおとなしくさせる。
この休む期間を大事に使っていきたい。
良い期間になればと思う。
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by yoko9021 | 2010-02-07 22:28 | アスペ・子育て

2/6(土) すこしゆっくり

今日の夕方にめまいがした。
久しぶりだ。最近疲れているのかもしれない。
自分ちの家事以外に今日したこと:
朝は実家の母のトイレの世話、洗濯。
兄の愚痴を聞く。
昼に友人の娘に棒針編みを教える。(フリースペースで編めるように)
その後、夫の母の病院に行った。母の治療の結果も思わしくない。
そんなこんなでバタバタしている。

今週は仕事も忙しかった。
先週末は、息子の下宿を決めに北の地方都市に家族で行った。
明日は、高校書道展を見に行きたいと思っている。
細切れの時間の隙間をぬって、ゆっくりしてみたい。
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by yoko9021 | 2010-02-06 23:52 | その他

2/3(水) 行き詰まりの打開策

 友人と話す。彼女は子どもの事で行き詰まってる感がある。
彼女の娘は、ずっと学校に行けていない。
休学届けを出しているが、来期はどうする?と大学に返事を迫られている。
娘さんは、フリースペースに所属しているが、そこにもほとんど行けていない。
昼まで寝ている。発達障害でウツ症状で薬が欠かせない。
ずっとしんどそうで、父親に怠け病と思われている。
父親は「学校なんて元気出して行けばすむ」と軽く言う。
確かに高い授業料を考えると嫌みも言いたくなるのだろう。
でも、娘は益々パワーダウンだ。
友人は、夫の無理解に苦しみ、娘のやる気のなさに苛立つ。

これって、よくある構図なのではと思う。うちもそうだった。
この状態には、辛くて出口のない悲壮感があるのだ。

そんな時だった。
うちの娘は、とあるNPOの「若者自立支援施設」に一ヶ月行くことになった。
とても心配したが、娘なりに鍛えられたと思う。
ただ、その自立支援施設の代表さんは、発達障害に詳しくなかった。
困っている若者のために施設を作るくらいの熱い思いの有る人だから、包容力の有る気のいいおじさんであるのは間違いない。
発達障害の混乱しやすさを考慮した接し方は、なかったと思うが、一ヶ月そこで、親無しで生活したことは、娘の強みになったと今は言えると娘と二人で再確認した。

うちの娘の場合、行って自分を試したいと自分で希望して出かけたのだ。
ところが、その施設には困り果てた親が「旅行に行こう」と子どもを車に乗せ連れてきて、そのまま置いていくというケースも結構あるそうだ。
そこから中学や高校とかに通う。元気になってアルバイトに出る子もいる。十代から三十代くらいの人もけっこういる。
脱走もする子もいるらしいが、何とかかんとか同じような辛さを持った子達とやっていけるようになるのだ。
脱走しても一番近いバス停まで歩いて一時間以上かかる。
景色も空気も水もおいしい静かな環境だ。

友人の娘も、そこのような所で親と離れて、過ごしてみるのもいいのではないかと思う。信頼できるそんな場所を今通っているフリースペースで聞いてみても良いのではと思うのだ。
その自立支援施設の代表さんも最近では発達障害の勉強会を開催したりしているので、うちの娘が居た頃より理解が進んでいるのではと思われる。

友人は娘にせめて、フリースペースにでも行ってもらいたいと朝起こす。どんなに起こしても起きない、起きない、起きない。疲れ果てる。娘を放っとければ、どんなにいいだろう。でもそれができないのだ。

自立支援施設、突破口にならないか?
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by yoko9021 | 2010-02-03 23:58 | アスペ・子育て