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11/18(水) ブラックホール回避のために

「発達さん」の娘を持つ友人と話す。
日々、彼女も娘さんのウツに吸い込まれないよう格闘していると。

本当に話の聞き方って有ると思う。
気持は、わかってやりたい。
だから、切り替えるタイミングが要るのだ。

「あんたは、相当しんどいんやなぁ」と心底共感する。
「しんどい」っていうのは、本当の事だ。
ちょっと、間をおいて、話を切り替える。
下手に変えると「真剣に聞いてくれない」と怒ったりするので、要注意だ。

そこの娘さんは、人から聞いた「3年後に地球は滅亡する」という話で暗くなっているそうだ。
「苦しんで死ぬのは、怖い」とか、それは真剣に怖がってその話を延々として、親は疲れてしまうとのこと。
悩まなくてもいいような悩みに思えるのだが、本人はがんじがらめだ。しんどいしツライ生き方だ。┐( ̄口 ̄)┌

不安とともに生きているのかな、それがバランスとれているなら良いけど、これは悩み過ぎだろ?
「どうやって返事してるん?」と聞いてみると
「『地球がいっぺんに無くなるならかまへんやん』って返事したら余計に怒る」と困っていた。
「地球は、3年後には滅亡しないって言えば?」と提案してみる。
「そんな『何の根拠が有って?』って言うに決まってるわ」
「それは、お母さんの『勘だ』って言い切ったら?『勘』っていえば、根拠とか関係ないし」

娘さんは、余計に怒るのだろうか?
そんな、ええかげんな対応には慣れていないかもしれない。
ブラックホールに吸い込まれるのを回避するためには、横っちょへ逃げるのが、いいのかもと思う。
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by yoko9021 | 2009-11-18 23:09 | アスペ・子育て

11/17(火) 書店での混乱

一人で通院するという娘に、ついでに病院の近くの大きな本屋さんで、文春新書の一冊を買ってきてと頼んでみる。
暗い表情で「自信が無い。探せないと思う」とのこと。
最近、調子が良かったので頼んでみたのだ。
でも無理なのか。
でも例えば、娘の好きな本なら買って来れるのではと、思いつく。

「もし、新潮文庫で、瀬尾まいこの本なら探せるんと違う?」
「うん、買ってこれると思う」
ということは、なじみの無い新書の並びが理解できていないのだ。

「大体のお店で、文庫は、出版社ごとにまとまっていて、作者のあいうえお順に並んでいて、作者ごとの作品が古い順に並んでいる。日本物が終わった後に最後に洋物っていう順番に並んでるって知ってる?小説や文学はね。」
ここまでは、OKだそうだ。
「新書は、違うねん。出版社ごとに並んでるのは同じやけど、新書は出版された順に並んでいて、新刊は作者関係無しに、一番後ろ、もしくは平台。」

娘は、広い店内で、どこを探せばいいか見当が付かなくて、困ったのだ。
圧倒的な量、たくさんの色。娘の視覚に無秩序に、攻撃的に入ってくるのだろう。

何でもないようなこんなことが、しんどくさせるのだ。
ここをこうって探せたら「なんのこっちゃない!」って理解できるのに。
本を探せないから本屋にも行きづらいって、ツライなあ。(・_・;)
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by yoko9021 | 2009-11-17 20:45 | アスペ・子育て

11/15(日) 混乱中の発達さんの対応失敗?

一昨日、娘が混乱して、話を聞いて欲しそうにしたとき、「ああすれば?こうすれば?」と余裕なく言ってしまったが、娘に考えさせる雰囲気を与えれば良かったと後で思う。
今回は、結果的にはどうにか自分で、これはマズいと思えたようで良かった。

今までは、こんな風な娘に、ずっと付き合ってきた。
でも、しんどい時はしんどいと言ってみるのもOKにした。
もっと冷静に言えたらいいのだが。
親ももっと成長しなくてはと反省だ。
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by yoko9021 | 2009-11-15 20:15 | アスペ・子育て

11/14(土) うちの発達さん、混乱する( ̄□ ̄;)!!

 娘が不安そうに寄ってきて言う。
「私、自分の深層心理に気がついてん。それが怖いねん。話聞いてくれる?」
その日は学相のカウンセリングに機嫌よく出かけた娘。
何か、中途半端に気づいたのだろう。
娘が私に、この不安感の話をしだしたのは、夜11時頃で、私はもうヘトヘトな状態だった。
パソコンに向かっている夫は、喉が痛いと少し不機嫌だ。

何もこんな時に、話さなくていいのに。
空気、やっぱり読めてない、と私は焦る。

「ちょっと今はマズいなぁ。また別の日にして」と声をひそめながら言う。
すると「別の日っていつ?私、今しんどくて、話、聞いてほしいんやけど」
ーちょっとカチンとくる。(-_-#)
「あのぅ、あんたもしんどいやろうけど、私も結構、しんどいねんけど」と言ってみる。
「じゃあ、いつ話聞いてくれるの?」と責めるような口調だ。

こういう時は、もう、たくさんだと思う。
「困ったなぁ。あんたの話は、複雑で入り組んでるし。でも聞き流されたら嫌やろ?しっかり聞く気力が無いし、疲れている時は無理やと言ってるだけやん。あんたの言い方は、疲れている人を責めているみたいやわ。なんか、怖いわ。たとえば、気づいた事を紙にでも書いてみたら?結構、落ち着くと思うわ」と言ってみる。
「なんで聞いてくれへんの」とまだお怒りだ。
何か、不安感から混乱しているのだろう。

「お母さんは、寝る。あんたは、とにかく不安感を薄めるよう、イプラスで習ったイメージトレーニングをやってみたら?何とかなるって」と言って逃げる。思いっきり。
まだ、娘は憤然やるかたないといった感じだった。
気になったけど、とにかく、寝てしまう。

翌朝、息子と夫が家を出たあと、私が出勤の用意をしている時に娘は起きてきた。
「おはよう。小池徹平が、今日テレビにいっぱい出るみたいや」と声をかける。
「お母さん、ごめんな。落ち着いたわ。昨日の事は、また学相で聞いてもらうわ。徹平、何に出るん?」と新聞のテレビ欄を探す。

前の晩は”いつまでこんな事が続くのか?全然変わらない”とトホホな思いがした。
だけど、ちょっと、違った。
成長したかも。なんとか娘は自力で落ち着いた。
少しずつだ。σ(^-^;)
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by yoko9021 | 2009-11-14 00:00 | アスペ・子育て

11/13(金) 奈良観光

正倉院展に行った時、せっかくだからと、奈良観光をする。
良かったのは、県庁の屋上だ。
若草山が近い。五重塔も見える。
市内の建物に低層の規制があるのだろうか。
ぐるーっと奈良の町を見渡せる。
県庁の建物の入り口には、せんとくん。

そして東大寺。
南大門の運慶快慶の金剛力士像。
すごいなあ。大きくて迫力有って。
でも大きすぎて顔が見えないのだ。
大仏さんも大きくてすごい。
ずっと昔から、人々はこの仏像達に祈ってきたんだなぁと思う。
ひたむきな思いが、延々と込められてここにあるんだなぁと真面目な気持になる。

楽しかった。また来ようと思った。
そして鹿にせんべいをやり、奈良漬けも買おう。
なんて言うか、とても気に入りました。(^_^)v
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by yoko9021 | 2009-11-13 23:14 | ぶらりと出かける

11/12(木) 正倉院展に行った

去年に続き今年も正倉院展に出かけた。
土曜日のお昼前に着いたので、一時間くらい待った。
人気だけのことはある。やっぱり、すごい。タイムカプセルだ。

背面が六つの大輪の花で埋め尽くされた鏡。
ラデンとか赤い琥珀、べっこうや青いトルコ石をちりばめた、見事なデザイン。
たくさん補修もされているそうだが、昔の人も「きれいだなあ」と同じようにため息を付いて見たのだろう、と思うと楽しい。
これは、鏡の成分分析で、中国唐の時代の物らしい。
その本家、中国にもこのような鏡はあるけど、こんなにきれいには残っていないそうだ。
去年のガラスの器もそうだったが、発掘されて土の中から出てくるのと、宝物として保存されているのでは、やはり違う。
これを残そうとした光明皇后ってすごいなあ。直筆の書もあった。
力強いタッチの書だった。見れてよかった。

そして、琵琶も良かった。以前、ペルシャからやってきた琵琶がでてくる「うつほ草紙」というコミックを読んだ。
それからずっと、正倉院の琵琶を見てみたいと思っていたので、これも見れてよかった。

来年も、行こうと思う。
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by yoko9021 | 2009-11-12 09:48

11/11(水) 漠然とした”しんどさ”

娘の学校でカウンセラーさんと話す。
娘の”しんどさ”も変化しているというのだ。
一年半前、この学相に来はじめの頃の娘は、漠然とした”しんどさ”を訴えて、パニックをよく起こしていた。
この漠然とした”しんどさ”って理由が分からないだけに相当しんどいそうだ。
カウンセラーさんは、根気よく娘に付き合ってくださった。
この一年半の間に、色々と体験できた事がある。親も娘も。
そして、今。自分の”しんどさ”についての気付きが、できるようになってきたとのことだ。

中学時代の自分の立ち位置がしんどかった。
そして高校時代の勉強ができなくなって、どうして良いかわからなかった自分が辛いとか、はっきり自覚するようになっている。
中学時代のツラさは、カウンセリングの過程とフリースペースでのギターの発表で、決着をつけれたそうだ。中学時代の自分にOKを出せている。
高校時代には、まだ向き合えていないそうだ。
でもいつか、そこに向き合える時がくれば、向き合ったらいいとのこと。

認知症の母がペン習字を習っていて思うのだが、母の場合、本当にザルに水を入れている感覚だった。
今日憶えても、一週間後には、また最初から。
ところが、課題提出用紙の枠の中に収まらなかった字が、いつの間にか収まり、バランスも考えて書けている。3年半で。

発達障害の娘も、なかなか分かってくれなくて、いつも穴の空いたバケツに水を入れている感覚だった。それは今も時々感じる。
ところが嬉しいことに確かに娘には、分かってくれる瞬間がある。
その穴にぴたっとはまる伝え方ができたら、スパッと理解してくれるのだ。
会話での言葉の返しもバレーボールのオーバーパスという言い方で、見事に伝わった。人を腹立たせる言い方がほとんど無くなった。

認知症の老人だって、積み上げていけるのだ。
娘の事もきっと何とかなる、筈だ!

発達障害の成長はラセン状っていう。
もちろん、また鬼のような”しんどさ”がやってくるのだろうが、比較的落ち着いている今、テレビのお笑いでも見て、たくさん笑ってくれたらと思う。
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by yoko9021 | 2009-11-11 22:19 | アスペ・子育て

11/3(火祝) 社会資源の活用とエンパワメント

支援センターの講演会で、社会資源の活用について学んだ。
むつかし〜い話では、なかったと思う。

「社会資源を利用する」ってことは、できない事があるから利用するのでない。
その人らしい生活をできるために、実現させるために利用するとのこと。
その人らしい生活、夢、希望は何があれば実現できるのか。

上手に生きている人は、社会資源の使い方がうまいとのこと。
家族、友達、近所の人、コンビニ、病院、支援センター、ワーカー、障害年金等、形の有る物。
友情、関心、安心、励まし、ネットワーク、見守り、ノーマライゼーション等、形の無い物。
とまあ、身近に社会資源はたくさん有る。
講師の先生は「世の中に有る物はすべて社会資源」と考えようとも仰言った。

そして本人にエンパワメントする力も養っていけたらいい。
自分で自分の問題に気づき何とかしていこうと改善していく力。
うん、私にも必要だ。エンパワメント。
そして社会資源の知識の獲得、問題解決の技術の獲得。

娘に、支援センターや学相のカウンセリングで、このエンパワメントする力が少しでもついてくれたらと思う。
これって発達障害が有る無しにかかわらずだと思う。
まぁ、娘の状態に合った当面の課題は自分の不安感を薄めていけるかどうかだと思う。

元気なお母さんに会った。二十代後半の娘さんが、うちの娘(22才)と同じように支援センターに通っている。
「今日も(娘に)ちょっと注意したら、キレるのよ。でもまあ、一時より治まってるけど。私、娘のご飯の食べ方が、気になって気になって」と話してくださって同じような日常だと話が弾む。
うちの娘も、この方の娘さんも、支援センターにたどりついたのだから、これからだ。きっと、生きやすくなる何かを学べるだろう。

やっぱり、多少の事ではくじけたりせず、毎日を機嫌良く生きていくのが大事だとしみじみ思った。
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by yoko9021 | 2009-11-03 11:13 | アスペ・子育て

11/1(日) 秋の公園

「散歩に行けへん?」と娘から私を誘う。
久しぶりだ。娘は、かなり、元気になってきたのかもしれない。
「行こう行こう!コスモス咲いてるわ」と二人で出かける。

学校(休学中)の学相のカウンセラーさんも、
”お父さんとカラオケ行けた事と弟の進学先が決まった事が良かったのでは”と娘に話してくださった。
お父さんに批判されっぱなしで、辛かった娘。
お父さんに誘われカラオケに行けた事は、関係改善の方向だ。

気楽に確信しよう、それがプラス思考。

おまけに、遠慮のカタマリの息子が進学先を何とか決めた。
来春から息子は家を出て一人暮らしだ。
これも家庭内の空気を明るくした。

娘も居場所への取り組みに出かけて、自分のペースを知ることを学び始めた。
元気になり始めた。
私も放ったらかしの水彩画、また始めよう。

公園で一面のコスモスはきれいだった。
すすきの穂が秋の柔らかい光を受けながら風にそよいでいるのが、良かった。
こういう時は、写真の腕がほしいです。


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by yoko9021 | 2009-11-01 09:00 | ぶらりと出かける