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6/30(月) めもあある美術館!

 私が小学六年の時、国語の教科書に「めもあある美術館」という童話が載っていた。やさしい気持の溢れるお話だった。
この話を含む6編の童話が一冊の本になって、偕成社から復刊したと友人から聞いた。
先日、書店で見るとありました!
「新版 水曜日のクルト」大井三重子作、どのお話もいい。
弱い人の切ない気持のわかる作者だなと、解説を読むと作者の大井三重子さんは、もう亡くなっておられるが、四才のときから病気で寝たきりの生活の人だったらしい。1928年生まれはうちの母と同じ。生きておられたら今年81才だ。

その後大井三重子さんは、「仁木悦子」のペンネームで推理小説を書くようになった。今、息子に学校の図書館から借りてもらって「猫はみていた」という彼女のデビュー作を読んでいるが、おもしろい。時代背景は古いけど(昭和30年頃)想像できる懐かしさだ。

「新版 水曜日のクルト」は一度絶版になったのを、インターネットの復刊希望のサイトで、要望が高かったので復刊されたそうだ。やるやん、インターネット。p(^-^)q
こういう本が復刊されて、子ども達の心に届いていったらいいなあとしみじみ思う今日この頃です。
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by yoko9021 | 2009-06-29 00:01 | 本・漫画

6/29(日) しっかり、お父さん!

 今日の夕方私の留守中、夫が娘と衝突。
昨日は、進路の決まらない息子を「情けない」となじり「来年卒業する時には出て行け」と怒鳴った。
今日の午後、息子の懇談に付いてきたのはいいが、帰りの電車で
「子ども二人が、僕をイラつかせる。早く出て行ってもらいたい」と言う。悲しい言い方だ。
双極性障害の人間の言う事だからと、聞き流そうと思うけど、がっかりだ。
イラつくのは、子どものせいではなく、自分の心の問題だ。
発達障害の知識が少ないのもあるだろう。
娘に言っても無駄な時は、物理的に距離を持つ。
何度も言って、して見せているのに、深みにはまりお互いに、嫌な気分になるだけだ。
夫も育てなければいけないのか?アホらしい。
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by yoko9021 | 2009-06-28 23:02 | アスペ・子育て

6/22(月) 精神障害者保健福祉手帳

 最近の娘の落ち込みは、離人症のツラさと、父親から学費の事を言われたからだと思う。
発達障害を持つ娘に、見通し無しの不安を与えてどうするつもりかな。

これでは、あのフリースペースの代表者と同じではないか。
理解していない。
 最近、精神障害者保健福祉手帳の取得をまじめに考えている。
これだけ生きにくい娘だもの、取得できるのではと思う。
思えば、四才の時から家庭児童相談室に通っていたのだ。

私にとっては育てにくい子どもだったし、娘自身も相当、生きにくかったのだ。
理解されてなかった。家族にも、学校にも、誰にも。

 娘は手帳の話に前向きだ。次の通院の時に「診断書」をお願いしようと思う。
発達障害の人は、ゆっくりゆっくりと成長するものだと、以前講演会で聞いた。
そして、ラセン階段のように後退しているような感覚の時もあると聞いた。
今まさに後退しているように見える。(;_;)

でもきっと、前に進んでいると思える日もあるだろう。( ̄ー ̄)
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by yoko9021 | 2009-06-22 23:46 | アスペ・子育て

6/21(日) しんどいのもしゃあないかも!

朝から娘の言動にイラつく。学校をやめることと、今自分がどんなにしんどいのかをこれでもかと訴える。なんてしんどい。

 どんなに言おうと、そのしんどい思いは当事者しか解らないと理解したのではなかったのか。
のそっーと起きてきて、つらそうな顔で、今がどんなにひどい状態で危機的な状態かとこれでもかと言う。
私としては、しょっちゅう聞かされているいつもの状況なのだが、本人は言い足りないし理解され足りない思いでいっぱいなのだ。
本当に疲れる。私は、それを聞くのが、あー、鬱陶しい!
 これでもかとしんどいオーラを撒き散らし、理解されてないとばかりに、「しんどい」「今までで一番、ひどい状態だ」と口を開けば言う。

私に言わせて貰えば、激しい自分病でしかない。
精神障害を持つ人というのは、進歩する気が持てないのだ。
居心地の悪い不安の中で、居続けたいのだろうか。
自分で抜けるしかないと分かっている筈なのに。
こういう毎日が続くのだ。

だから、今私がしんどいのも、当たり前である。
こんなしんどい娘のしんどい光線をあびせられているのだから、当たり前だ。
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by yoko9021 | 2009-06-21 22:23 | アスペ・子育て

6/20(土) 老人介護家族会

 今日は、実家の兄を誘って地域の老人介護家族会の座談会に出席した。
前から一度、兄をこういう場に連れていきたかったのだ。
自分だけが、けっこう大変な目に遭っている、難儀な母親がいると思っている兄。
この会ではお姑さんや、自分の親、夫や妻を介護している人と介護が終わった人、看護士さんやケアマネさんが構成メンバーだ。
私たちの他にも、今日初めて参加した人も何組かいらっしゃった。
総勢三十名くらいを3グループに分け、困っている事をどんどん吐き出して皆で考えましょうという座談会だった。おもしろかった。
どの人も真面目に介護しているのだ。
腹立って苛立ってけっこう大変だ。(;_;)
兄もこんな会は初めてだったので始めは、無口だった。
兄が大変だと私が皆さんに紹介すると後は、自分のしんどさも少しは話せたようで、皆さんから”よくやっている”とお褒めの言葉ももらい、兄も少しは癒されたのでは?と思った。
徘徊をするおばあさんの話も聞かせてもらい、兄もその大変さに「それはキツいなあ」と言っていた。

最後に、お姑さんが特養に入っているという65才くらいのおばさんから「あなた、若いから明るくていいわねえ」と言われた。
「いえいえ、そんな。」と答えたけど、こういう風に、自分より年下の者に「若いから苦労も知らないから明るくしていられるのよ」的な事を言ってのける人は、核家族育ちで兄弟も少ないのだと最近は思う。(偏見?)反面教師にさせていただこう。
世間から今は認められている認知症、老人介護なのだから、介護仲間が多い筈だ。
情報交換をして明るく乗り切っていこうと思っても良さそうなものだ。

そして色々と介護者にとっての問題行動に悩んでおられる。
それは、老人本人が混乱しているから問題行動となって現れるのだ、と考えられていない人が多いのにはびっくりした。

こういう話を聞くと発達障害の子を抱えている親って老人の介護者よりずっと少ないだろうに、勉強している人が多いなあとしみじみ思った。
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by yoko9021 | 2009-06-20 22:57 | 認知症

6/9(火) 学校が怖い…ってもしかして

 娘が「学校が怖い」と春に言い出した時に、個人個人が見えていず有象無象の集団という認識しか出来ないから恐怖感が有ったのだと私は、なんとなく解釈していた。
しっかり、◯◯さん☆☆さんって認識できたら怖くなくなるのではと思っていた。
たぶんそれも多少は有るだろうが、もっと大きな事が有った。
それは、自分と他人との境界線だ。
先日、発達障害の自助グループの講演会の「人間関係スキル」を学ぶ講座で「境界線ありますか?」との問いがあった。

※下図参照。一つは中心に自分を示す小さい円があり、その同心円でひと回り大きいのが親や兄弟、次に大きいのが友達や親戚、さらに自分から離れて顔見知りが存在する図と、もう一つは全体的に境界線のはっきりしない円があった。

娘によると「親と自分の境界線が薄い」「"知らない人"が割と自分の近くにいる感じ」と言うのだ。
「学校の年度始めの集団というのは"自分"のすぐそばに知らない人たちが迫ってきている感じなのでは?」と今日、娘の学校のカウンセラーさんに解説してもらった。なるほど。
定型発達の人は、自動的に"知らない人"を"自分"から遠くに置いておけるけど、発達障害の人は手動で"知らない人"を"自分"から遠くに置く作業をしていかなければ、すぐそばに迫ってきてしんどいのだろう。
とりあえず、自分のその特性を分かる事だ。自分で分かれば娘は納得する。

アスペルガーの受動型の人って、親や周りのアドバイス通りに行動する事が多い。
つまりこれも自分と親の境界線が薄い。
他人の言った事が自分の意見のように錯覚して、自分の意見のように喋るというのも自分の境界線が薄い人にありがちなのだそうだ。

では、どうやって自分を作っていくのか、ということだが、カウンセラーさんが仰言るには、今娘がしている創作活動(写真を撮る、コラージュづくり)を誉める、認める事が自分作りに役立つそうだ。
娘が自分の中からの感覚で、雑誌の切り貼りをしている、きれいなと思うものをデジカメで撮っている。
この感覚を周りの者が認めていくのだ。
娘の描いた漫画と高校時代の文芸部での小説を読んでくださったカウンセラーさんは、「1対1で話している以上の内容がその創作活動には見られる、内面に色んな物を持っています。だからその創作を認めていくと自分の確立に役にたちますよ」と仰言ってくださった。

よっしゃ、この線でいこう!(^_^)v
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by yoko9021 | 2009-06-09 16:22 | アスペ・子育て

6/6(土) お金にまつわる人の気持の理解!

 娘は、先日の発達障害の自助グループの講演会の後で、代表のMさんに色々と質問していた。
さすが当事者だ。親身に詳しくどうすればいいか、自分はどうしてきたかを話してくださったようだ。
お陰で、「しんどい」を連発してはいるが、自分の状態を見つめ直そうとしている時もある。
ま、今週は、学校のカウンセリングには行けたけど、授業に出れなかった。

結局、この前期には、その授業1コマだけという超もったいない学費の払い方をしている。(;_;)
授業を取った数と、学費との関係、授業料が反比例していくって、分かってないのか、と思い聞いてみた。
案の定、その関係を理解していなかった。抜けている。私が。
娘って中学までは、数学は出来ていたのに、こんな事がわからない奴なのだ。
うっかりしていたよ、わたし。
でも言い過ぎると、ただただ、落ち込む。
多分本当には理解できないのだろう。

特にお金にまつわる人の気持ちが。

「お金がかかるから悪いと思ってる」なんて言いながら、フリースペースもよく休んでいたし、学校の授業を減らす時も「行かれへんから、週一にするわ」とさらっと言う。
その言葉を聞いた夫が
「どぶにお金を捨てているみたいやなあ、学校辞めたほうがいいんとちゃうか!」と言い捨てる。
娘はすかさず
「私はお金の事も悪いなあって思っている。私は頑張っているのに、しんどいねんから!」とこれまた、きつい自己主張。
情けないほど、子どもである。

険悪なムードが流れるが、とりあえず私が中に入り娘に
「あんたの言い方やったら、悪いなあって思っているようには、感じられへん。悪いと思っていたら『行かれへんから、週一にするわ』でなくって『行かれへんから、申し訳ないけど週一にするわ』って言うわ」

発達障害のある人の想像力の無さの一端かもしれない。
お金はこわい。
お金にまつわる人の気持に慎重になってもらわねば、と思う。
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by yoko9021 | 2009-06-07 00:18 | アスペ・子育て

6/2(火) 成人の発達障害者の会の講演会

 土曜に成人の発達障害者の自助グループの講演会に行ってきた。
私と娘と私の友人親子で参加した。
その友人の娘さんは、発達障害と診断されている。
お題は「人間関係スキル」。
人間関係の距離の取り方が分からず、しんどくなる娘にタイムリーな話題だった。
視覚優位で聴覚過敏、集中力の欠如、言い方・表現の問題、自分の枠組(世界)での解釈する傾向が有る。
生まれつき、発達障害の人ってこんな特性があるんだと分かっていくといいそうだ。
そして、後天的に"認知のゆがみ"という思考のクセがある。
ゆがみとはいえ、歪まざるを得なかったというのが、現実だとの事。
特に自分の思考をマイナス方向にもっていくクセがある。
これは治していかないとウツとかの二次障害になる。
「もともとの特性があるから、どうしてもなりやすいが、治ります!」という力強い言葉を聞けた。

できない事を受け入れる事ができなかったと講師の方が仰言る。
なぜかと言えば、社会や親の教育だ。
できなければ努力するべきだという考え方だ。
そして、自分を否定する。
それに気づいて変えれるかどうか
できないことを補って、できるようにすればいいのではない。
できても、よけいしんどくなる。

できない事を「いいやん」と受け入れる自分がいて初めてできるエネルギーが出せるようになっていくという話もおもしろかった。

自分の境界線がぼやけている人が多いとの事。
娘も自分と親の境界線がぼやけているし、顔見知り、知らない人の位置がわかっていないと気づいたと言っていた。

その日、娘はその会に入会した。
一緒に参加した私の友人も娘ではなく、自分もADDがあると思うので、自分が入りたいと感想を言っていた。
当事者の発言がたくさん聞けて、私だけでなく友人も娘も色々と思う事が有ったようだ。
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by yoko9021 | 2009-06-02 20:36 | アスペ・子育て