3/13(金) 日展と天王寺動物園

先日、日展に出かけた。去年、友人に教えてもらったのだが、日展って作品が多くて楽しめる。こんなにおもしろいとは知らなかった。友人に感謝。
彫刻、洋画、日本画、書、工芸と盛り沢山だ。それぞれ、パワーがあって圧倒されたりする。時間や気力体力技術と色んなものが込められた作品群。私はこんな絵が好きだなぁって思ったり、多分凡人の私なぞにはわからない深い意味があるのかもしれない?と思わせる工芸品。綺麗な書。
なかなか、やってくれる。人ってすごいと思った。

帰りに天王寺動物園にも行った。久しぶりだ。十年くらい前に子ども連れで行って以来だと思う。サバンナゾーンとかできていてすごいなあ、動物の見せ方が変わっておもしろくなったと思った。
大満足で帰ってきたのだが、ふと思い出したことがある。

子ども連れで動物園に行くずっと前の話だ。
その頃、なんやかんやとツライ事があったのか、雨の日に一人で天王寺動物園に行ったのだ。
センチメンタルなシチュエーションで今なら爆笑だが、その時は笑えなかった。
ぼやーと動物を眺めて歩いていたのだが、一羽の鳥の前で釘付けになった。
オオハゲコウという鳥で「ぐへっ!ぐへっ!ぐへっ!」と変な声で咳き込んでいる。
その鳥のプレートには東南アジアのどこかから昭和三十年代初めに連れてこられたとか書いてあった。その時でもう二十年以上生きているのだ。そして、結構広いスペースに一羽だけなのだ。おまけにまったくかわいくない。
人の中で疲れていたあの頃の私にとって、「他人の目なんか気にしませんよ!したいようにするのさ」的なオオハゲコウの様子は痛快だった。

それから、十年くらいして子ども連れで来た時も彼(?)は相変わらず無愛想にむこうを向いて孤高っぽく佇んでいた。

今回はオオハゲコウの事は忘れていたけど、彼(?)は、どこかにいらっしゃったのでしょうか。
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by yoko9021 | 2009-03-13 00:26 | 美術展他
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